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悪質な自転車運転をすると自動車免許が取り消しになるって本当?!

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自転車の事故で車の免許が免停になる!?

「自転車で交通違反しても注意されて終わりだろ?」なんて思っているあなた、自転車で交通違反すると“自動車の免許が取り消しになる”かもしれないって知っていましたか?

おい、自転車と車の免許は関係ないだろ!そう、お思いでしょうが、実は無関係とも言えないのです。

2017年8月2日、高知県では自転車で77歳の女性をひき逃げした女性が、自動車の運転免許証について“180日間の免停処分”になる事件がありました。

この事件は免停でしたが、もっと悪質な事故になれば“取り消し”も考えられます。なぜ、自転車の事故で車の免許が関係あるのか、それには「免許」「運転」という根本的な解釈が理由となるためです。

高知市の路上を自転車で走行していた際、歩行者と衝突しけがを負わせたのに逃げたとして、高知県警は2日、同市前里のパート従業員の女性(47)を180日間の自動車の運転免許停止処分にした。
県警によると、自転車の交通事故で免許停止になるのは高知県では初めて。「運転者として適格性を欠き、車でも同じことをするかもしれないから」と説明している。
パート従業員は1月、同市の県道を自転車で走行中、同市和泉町の無職女性(77)に衝突し、転倒させて骨折の重傷を負わせたが、救護活動をせずに立ち去ったとして、6月に過失傷害と道交法違反の疑いで書類送検された。既に罰金刑が確定している。
道交法は免許を持つ人が自動車を運転することで交通に危険が生じる恐れがある時は、免許取り消しや停止ができると定めている。”

【参考】:自転車ひき逃げで免停処分 歩行者に衝突、けがさせる 産経WEST

自転車と自動車の運転は道路交通法でつながっている

自転車と自動車の共通点、それは「運転」と「道路交通法」です。「運転免許証」は、運転と道路交通法を理解するとともに、運転するに害が無いと判断された者だけにその資格が与えられます。

そうなると、自転車で悪質な事故を起こした場合でも、この概念に違反していることになりますよね?その結果、「自転車の運転ルールも“ロクに守れない”なら自動車だともっと危ないだろ!」と判断されても仕方のないことです。

思い出してみてください。運転免許証を取得する際、個人差はあっても、必死に勉強しませんでしたか?

運転免許証は“誰でも”持てるものではなく、“運転に適した者だけ”に与えられる「特別な資格」であることを時が経つにつれて忘れてしまいがちです。自転車と自動車は「運転」と「道路交通法」で繋がっていることを理解しておきましょう。

自転車の事故は運転免許証の点数に関係ない

自動車の運転で道路交通法に違反したときの罰則と言えば「点数が引かれる」ことです。例えば、駐車違反だと1点、信号無視だと2点といったように細かに設定されています。この点数が合計で6点になると“免停処分”を受けますが、15点では“免許の取り消し”が日本で定められた交通法のルールです。

しかし、日本の交通法では“点数が引かれない罰則”もあります。それが、交通法103条の1項-8号「運転の危険性」です。

「自動車を運転することで道路の交通に危険を及ぼす危険性がある」と判断される場合、理由がどうあれ、点数の累積に関係なく運転免許証の取り消しや停止処分の対象となります。

分かりやすい例が“飲酒運転”や“脱法ドラッグの危険運転”などです。これらは、これまでの累積点数に関係なく“即アウト”です。免停、もしくは取り消しの対象となります。

よって、自転車でも“悪質な運転”と判断されれば、点数に関係なく運転免許証の免停や取り消しが道路交通法違反の“代償”として行われるわけです。

【参考】:道路交通法「103条1項8号」

自転車の悪質運転で自動車免許が取り消しにになる?

警察庁が2018年時点での運転免許取得者を統計した結果、およそ8,231万人というデータが出されました。国内の人口およそ1億2,680万人に対して約65%です。日本人の3人に2人が運転免許証を所有していることになりますね。

このデータに比例して国内の交通事故件数は増加する一方です。

自動車の運転事故だけに限らず、歩行者や自転車による“スマホを操作しながらの事故”など大きな社会問題となっています。今一度、「運転」と「道路交通法」を深く理解し、道路を利用する以上、“乗り物や手段”に関係なく全ての人において注意が必要であることを認識しましょう。

自転車の悪質運転で取り消し処分、他人ごとではありませんね。

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