交通事故によるその他(眼、耳、鼻、口、上肢、下肢)の後遺障害と等級

眼の後遺障害と等級

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眼球
視力障害 1級 両眼が失明した状態
2級・3級 片眼が失明した状態
調節機能障害 11級・12級 両眼か片眼に著しい調節機能か運動障害を残す状態
運動障害 10級~13級 眼球に著しい運動障害を残す状態
視野障害 9級・13級 両眼か片眼に半盲症、視野狭窄(きょうさく)、視野変状を残す状態
まぶた
欠損障害 9級・11級 まぶたを閉じた時に角膜を完全に覆えない状態
13級・14級 まぶたを閉じた時に角膜を完全に覆えるものの、白目が露出している状態
運動障害 11級・12級 まぶたを開けた時に瞳孔が完全に覆われ、閉じた時に角膜を完全に覆えない状態

耳の後遺障害と等級

聴力障害 4級 両耳の聴力が全く失われた状態
9級 片耳の聴力が全く失われた状態
耳殻の欠損 12級 片耳の耳殻の大部分を欠損した状態
耳漏 12級 常に耳漏がある状態
耳鳴り 12級 難聴に伴って著しい耳鳴りが常にあると評価される状態

※耳の障害は聴力障害が13種、耳殻の欠損が1種あります。聴力に関わる等級は、純音による聴力レベルの測定結果と語音による聴力検査結果を基礎として認定されます。

鼻の後遺障害と等級

鼻の障害は1種類のみ等級表に定められています。欠損していて、その機能に著しい障害を残すものがこれに該当します。

9級5号 鼻を欠損(鼻軟骨の全部・大部分)しており、その機能に著しい障害を残す状態

※両側の鼻の嗅覚の全脱失・減退、鼻呼吸困難が認められた場合、12級に相当します(自賠法施行令別表備考6の適用)。

※外貌(がいぼう)の醜状の程度に達するものの場合、男性では14級10号、女性では12級15号にあたることがあります。

口の後遺障害と等級

咀嚼(そしゃく)
及び言語機能障害
1級 咀嚼及び言語の機能を廃する状態
4級 咀嚼及び言語の機能に著しい障害を残す状態
9級 咀嚼及び言語の機能に障害を残す状態
歯牙障害 10級 14歯以上に歯科補綴(ほてつ)が加えられた状態
※補綴は歯の欠損を義歯・金属冠などで補って機能を修復すること

※咀嚼及び言語機能障害は6種類、歯牙障害は5種類あります。自賠法施行令別表備考6の適用において、味覚障害が12級相当、声音麻痺などによる発音障害などの特殊な言語障害が12級相当となっています。頭部外傷やその他、顎周囲組織の損傷、舌の損傷によって生じた味覚減退は、14級が準用されています。

上肢の後遺障害と等級

手指を除いた上肢の後遺障害は、欠損が4種類、機能障害が6種類、変形障害が3種類、醜状障害が1種類あります。

欠損障害 1級 両上肢をひじ関節以上から失った状態
※切断した部位によって等級認定が異なります。
機能障害 1級 両上肢の用を全廃した状態
※「機能自体の障害」か「用を廃した」か「何箇所の関節に障害が残った」かによって等級が異なります。
変形障害 7級 1上肢に偽関節を残して著しい運動障害を残す状態
※偽関節と長管骨では変形が検討されており、関節も後遺障害の対象となります。

手指の障害の等級の場合、母指の主要運動・屈伸・橈(とう)側外転・掌側外転によって、欠損障害と機能障害に分かれます。

下肢の後遺障害と等級

足指を除いた下肢の後遺障害は、欠損が6種類、機能障害が6種類、変形障害が3種類、短縮障害が3種類、醜状障害が1種類あります。

欠損障害 1級 両下肢をひざ関節以上から失った状態
機能障害 1級 両下肢の用を全廃した状態
変形障害 7級 1下肢に偽関節を残して著しい運動障害を残す状態
短縮障害 8級 1下肢を5センチメートル以上短縮した状態
※短縮の度合いによって等級が異なります。

足指の障害の等級の場合、足指自体の主要運動・屈曲・伸展によって欠損障害と機能障害に分かれます。

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