「茨城県」交通事故の慰謝料請求・示談相談をお考えの方へ

茨城県の交通事故状況や特徴

茨城県の交通事故件数は、年々減少傾向にあります。平成28年におきた茨城県の交通事故を見ると、とても重要な2つのポイントが見えてきます。

1つ目は飲酒運転による交通事故死亡者数の多さです。平成28年には8人もの尊い命が奪われており、この人数は全国比でワースト3という不名誉な結果となっています。飲酒事故自体の発生件数は年々減少傾向にあり、前年の死亡者数は1人でしたが、再び増加してしまった結果です。死亡に結びつく大規模な飲酒運転事故に課題が残されているようです。

茨城県に限ったことではありませんが、飲酒運転をいかに撲滅していくのか死亡事故数から考えていくことが必要とされています。

また2つ目として、シートベルト未着用による死亡者数も増加していることです。平成28年は、四輪乗車中に死亡した人の約66.7％にあたる38人もの人がシートベルト未着用であることが報告されています。そのうち、シートベルトをしていれば助かったとされる人数は22人です。茨城県のシートベルト着用率は全国で38位で、これはワースト10位です。シートベルトをしないことで致死率は高くなるため、再度重要性を説いていく必要があります。
飲酒運転撲滅やシートベルトの着用率を高めるさらなる交通安全運動が必要であり、茨城県の交通事情は交通ルール順守なしでは語れません。

茨城県で発生した交通事故件数

茨城県で発生した交通事故件数を、数字をもとに見ていきましょう。
※数字は、人身事故件数（死亡者数）です。

平成17年　23,773件（278人）
平成18年　23,486件（239人）
平成19年　20,415件（178人）
平成20年　18,225件（210人）
平成21年　16,668件（199人）
平成22年　16,246件（205人）
平成23年　15,010件（169人）
平成24年　14,732件（142人）
平成25年　13,279件（163人）
平成26年　12,534件（132人）
平成27年　11,613件（140人）
平成28年　10,455件（150人）

このような統計が、茨城県警察から発表されています。

茨城県の交通事故件数はこの12年を見ると、順調に毎年減少しています。死亡者数は減少と増加を繰り返しながら、長期的に見ると減少をしています。取締の強化と緩和が原因であったとしたら、事故件数の減少が取締に依存していることになります。取締がなくても交通規則を守れるよう、安全意識位を高める必要があります。

交通事故を減らすために茨城県でおこなっている運動や対策

茨城県警察は、茨城県内の交通事故を減らすためにさまざまなイベントやキャンペーン、講習会などの取り組みを行っています。

その内の一部をご紹介します。

「交通安全思いやり110番」を促進し、道路に人が寝ている、老人が徘徊しているなどの場合、迷わず110番を呼びかけています。平成25年中は合計423件の110番を受理しています。

茨城県内で発生している交通事故を分かりやすくマップにしている「交通事故発生マップ」。全国の県警察が白地図など漠然とした交通事故マップを作成している一方で、茨城県の交通事故発生マップはグーグルマップとリンクしています。これにより詳細までとてもわかりやすい地図となり、交通事故の減少につなげています。

飲酒運転による取消処分者が講習を受けた後執筆している感想文集「新たな誓い」を公開。受講者の「交通ルールの大切さを実感した」、「免許を失って職も失った」、「取り返しのつかないことをして今でも悔やんでいる」などの偽らざる心境が綴られています。

高齢者の歩行中、自転車乗車中の交通事故を防止するため、65歳以上を対象とした「シルバー歩行者・自転車セミナー」を随時開催。実践に従った講習を実施しています。

茨城県では交通事故件数を減らすべく多くの活動を積極的に行っています。

運転者や車両別の発生件数

茨城県内の交通事故死亡者数を状態別に分類すると以下のようになります。

前年と比べて四輪車、自動二輪車、原付による事故死者数が増えています。

茨城県の死亡事故件数を年齢別にした表が以下です。

平成28年の死亡事故件数を前年と比較すると、20歳代が死亡した事故件数が20件も減っています。しかし、70歳以上の件数は前年より12件増えています。

事故の類型によって死者数を分類すると、次のようになります。

正面衝突・追突・右折事故や車両と列車の事故による死者数が前年よりも増えています。

交通事故の違反別死者数を表にすると、以下のようになります。

前年と比べると、運転操作不適、右側通行、一時不停止、酒酔いによる事故死者が増加しています。死者の総数も増えているため、改めて安全運転の啓蒙や取締強化が必要といえます。

茨城県で弁護士への相談をお考えの方へ

茨城県で交通事故に遭い、示談交渉の際に不安や疑問を感じたら弁護士にご相談することをお勧めします。無料で法律相談を受け付けている弁護士事務所もありますが、公的機関で窓口を設けているところもあります。弁護士会や交通事故相談センターなど、相談窓口の一部をご紹介します。

茨城県弁護士会とは

茨城県弁護士会とは茨城県で活動する弁護士が必ず登録しなければいけない団体です。2017年4月の時点で、280名以上の弁護士が入会しています。茨城県には水戸、笠間、日立、常陸太田、土浦、石岡、龍ヶ崎、取手、麻生、下妻、下館、古河に裁判所があります。そのうち、弁護士会が法律相談所を設けている地区は水戸、土浦、下妻です。もちろん、交通事故の賠償問題以外にも様々な法律相談が可能です。

交通事故相談所とは

茨城県では、交通事故相談所を設置しています。水戸市に中央交通事故相談所、鉾田市に鹿行交通事故相談所、土浦市に県南交通事故相談所、筑西市に県西交通事故相談所があります。事前予約のうえ面談を行うか、電話相談をすることができます。

日弁連交通事故相談センターとは

日弁連交通事故相談センターとは日本弁護士連合会（日弁連）が、昭和42年、運輸大臣（当時）の許可を得て、財団法人として設立したものです。平成24年4月に公益財団法人に移行しました。交通事故による賠償問題の迅速な解決を目指し、弁護士が相談に当たっています。茨城県内では水戸市、土浦市、下妻市に相談所があります。

茨城県での弁護士相談の口コミ・評判

茨城県で交通事故に遭い、弁護士に相談するべきかお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、弁護士に相談して実際に賠償金が増額となった事例をご紹介します。弁護士に依頼するか決める際の参考に御覧ください。

以下にご紹介するUさんはひたちなか市の関戸北交差点で事故に遭いました。ここは国道245号線と県道38号線が交わる四差路交差点です。右折事故が多発しており、軽症者以外にも重傷者も出ています。

●Uさん　（水戸市在住　男性　60歳）
水戸市内から245号線を自転車で北上していたときでした。信号がギリギリのところで歩道を渡ろうとしたためか、対向車線に車がないことを確認して、猛スピードで右折してきた車に衝突されました。一時は意識不明になるなどし、病院で意識が戻っても、顔面・首・腰にケガを負っていました。治療を行いましたが、完治はせず、後遺症となりました。相手とその保険会社の対応が悪く、不安に思ったため、弁護士に相談することにしました。慰謝料を増額できるかもしれないということで、依頼をすると、弁護士の方は示談交渉をしてくれました。過去の判例から増額を要求し続け、遂には600万円近い増額が可能となりました。

交通事故弁護士SOSで紹介する弁護士はfacebookなどSNSで口コミ・評判が高い事故の専門家ばかりです。Uさんも心強い上に増額まででき、良かったとおっしゃっています。

茨城県で交通事故に特化した弁護士をお探しの方へ

茨城県で交通事故に特化した弁護士をお探しの方には、当サイトが最適です。茨城県で依頼できる交通事故事案に強くて評判の弁護士をご紹介しているためです。経験と実績がありますので、示談交渉の際も有利です。

保険会社は弁護士ではありません。かれらは加害者の代わりに示談交渉の当事者となっているのであり、加害者のために法律行為をすることはできません。どんなに確からしいことを言ってきたとしても、それが本当かどうかは、法律のプロでなければ、判断しにくいでしょう。事故に遭ったら、まずは弁護士への相談をお勧めします。無料で相談ができる事務所をご紹介しておりますので、どうぞ御覧ください。