「宮城県」交通事故の慰謝料請求・示談相談をお考えの方へ

宮城県の交通事故状況

平成29年の宮城県内の交通事故状況は、

• 交通事故発生件数：7,491件
• 交通事故負傷者数：9,404人
• 交通事故死者数：51人

となっています。

宮城県の交通事故の特徴は、「65歳以上の高齢者」が占める割合が多いことです。たとえば、交通事故死者51人中33人が高齢者（全体の60％以上）となっています。また、交通事故の30％以上は高齢者によって引き起こされています。これらは全国的に見ても高い数値です。

このように、宮城県内で発生する交通事故は高齢者が関わっていることが多く、宮城県警は高齢者に対する交通安全に積極的に取り組んでいます。

交通事故件数の推移

宮城県で発生した交通事故件数を、数字をもとに見ていきましょう。
※数字は、人身事故件数（死者数）です。

【宮城県内の交通事故件数の推移】
平成20年：10,947件（95人）
平成21年：10,660件（92人）
平成22年：10,420件（80人）
平成23年：9,899件（67人）
平成24年：10,409件（64人）
平成25年：9,851件（88人）
平成26年：9,142件（83人）
平成27年：8,624件（66人）
平成28年：7,986件（71人）
平成29年：7,491件（51人）

平成29年の宮城県内の交通事故は7,491件ですが、約半数の3,673件が仙台市で発生しています。仙台市は東北唯一の政令指定都市であり、大勢の観光客が車で訪れます。そのため、宮城県の道路に詳しくないドライバーが起こす事故も少なくないのです。

仙台市青葉区は事故多発地域

仙台市の中でも青葉区は、交通事故多発地域となっています。仙台市全体の3,673件の内、1,140件が青葉区で発生しています。特に夕暮れの時間帯に「歩行者・自転車」がかかわる事故が多いため、ドライバーの方はくれぐれも注意してください。

仙台市青葉区は、「飲酒運転」の摘発・交通事故が多いことでも知られています。飲酒運転が多い理由としては、青葉区には東北地方一の繁華街「一番町」があり、お酒を飲んだ後で運転する人が多いからだと考えられています。

飲酒事故は、深夜や明け方といった「人気が少ない時間帯」に起こるため、助けが遅れて死亡につながるケースも多くなります。実際、飲酒運転の死亡事故率は、飲酒していない状態と比べると、その死亡率は約8倍にもなるのです。

宮城県内で交通事故が多い「交差点」

交通事故の50％以上は、「交差点および交差点付近」で発生しています。交差点は、歩行者、自転車、自動車などが多く行き交う場所であるため、事故の発生率が高くなっているのです。国道や県道などの「交通量が多い交差点」であれば尚更です。

もちろん、宮城県も例外ではなく、多くの交通事故が「交差点および交差点付近」で発生しています。そこで、以下では「事故が多発した交差点」とその特徴についてまとめています（※データは「平成28年」のものです）。

ここでランクインしている交差点の多くは、仙台市にあります。近くにお住いの方、あるいは通勤や通学で通るという方は注意してください。

交通事故による死者数

平成29年の交通事故の死亡者数は51人で、これまで比べると少ない数字だと言えます。以下の表では、交通事故死者数に関して、車両別・年代別・東北地方の県別にまとめています。

【車両別の交通事故死者数】

【年代別の交通事故死者数】

【東北地方の交通事故死者数】

交通事故を減らすための取り組み

宮城県警察では、県内の交通事故を減らすために様々なイベントや講習会などをおこなっています。その内の一部をご紹介します。

宮城県交通事故重点エリアについて

宮城県警察では、平成20年～29年の過去10年間のデータをもとに、「交通事故重点エリア」をインターネット上に公開しています。これは、各市町村のどの地域で「交通事故が起きやすいのか」が詳細に記されています。

地図上の地域名をクリックすれば一目で確認することができます。自分のお住まいの地域を確認してみてください。

みやぎ交通事死亡事故ゼロキャンペーン

宮城県内の死亡事故を減らすべく、宮城県と宮城県警察、協賛企業が協力して「みやぎ交通事故死亡事故ゼロキャンペーン」を展開しています。

具体的には、様々な事故事例の紹介や交通事故で家族を失った人の手記、宮城県内の事故状況などをインターネット上に公開しています。特に、多発する高齢者の交通事故、飲酒運転関連の事故には力を入れています。

上記以外にも、各警察署において高齢者向けの交通安全教室や歩行シミュレータを用いた講習などもおこっており、少しでも交通事故を減らせるように努めています。

弁護士会を活用する

宮城県で交通事故被害に遭い示談交渉や損害賠償請求でお困りの場合、弁護士に相談をしてみることをおすすめします。しかし、「いきなり弁護士事務所に行くのはちょっと不安…」と感じる方は少なくありません。そうした場合は、「仙台弁護士会」に問い合わせてみてください。

仙台弁護士会について

「仙台弁護士会」は、宮城県に法律事務所を構える弁護士が必ず所属するものです。本部は仙台市にありますが、それ以外にも県内の5か所（古川、気仙沼、登米、大河原、石巻）に支部として、法律相談センターを配置しています。

仙台弁護士会では、県民のため法律相談会など様々な活動をおこなっています。無料相談も実施しているので、交通事故問題でお困りの方は一度相談してみるといいでしょう。

ただし、弁護士会の無料相談は相談が込み合っている場合、対応が遅くなることがあります。そのため、急いで相談したいという方は、ご自分で弁護士を探すべきです。

宮城県での弁護士相談の口コミ・評判

交通事故弁護士SOSで紹介する弁護士はfacebookなどSNSで口コミ・評判が高い事故の専門家ばかりです。交通事故の問題を弁護士に相談して良かったという一つの例をご紹介します。

仙台市の東二番丁定禅寺通交差点は宮城県の中でも交通事故が特に多発する地点の1つです。定禅寺通りと勾当台通りが交わるこの交差点は仙台市役所も近い、市街地にありながら、左折車が自転車を巻き込むなどの事故が後を絶ちません。Eさんもこの東二番丁定禅寺通交差点で事故に遭った人の1人です。

●Eさん（仙台市在住　男性　26歳　会社員）
私は自転車で交差点の横断歩道を走行中に、左折してきた自動車に衝突されました。医師による診断は第1腰椎圧迫骨折でした。治療を行いましたが脊柱の変形障害となってしまい、11級7号に認定されました。後遺障害もあるため、適正な賠償金をもらわなくてはならないと思いました。そこで、交通事故弁護士SOSで口コミ・評判が高い宮城県の弁護士事務所に相談しました。そして、弁護士を通して示談することとなりました。結果的に、当初保険会社は400万円の賠償金を提示していましたが、1,150万円に増額することができました。

賠償金額が増額できて弁護士に相談して良かったとのことです。

宮城県内で交通事故に強い弁護士をお探しの方へ

宮城県では、高齢者が被害者・加害者となる交通事故が多発しています。高齢者の場合、身体能力や判断力が衰えているため、いくらあなたが注意していても事故に巻き込まれてしまうことがあるのです。

もし宮城県で交通事故被害者となってしまったら、すぐにでも弁護士に相談するべきです。弁護士に依頼すれば、保険会社との示談をおこなってくれるだけでなく、慰謝料を増額できる可能性が高まるのです。中には、弁護士に依頼して慰謝料を3倍に増額できた人もいます。

当サイト「交通事故弁護士SOS」は、「交通事故に強い弁護士」のみをご紹介しています。「相談無料」や「着手金0円」といったシステムを採用しているので、費用の心配もいりません。もしあなたの加入する自動車保険に「弁護士費用特約」が付いていれば、実質無料で弁護士に依頼することも可能です。

まずはお気軽に無料相談から始めてみてください。