「新潟県」交通事故の慰謝料請求・示談相談をお考えの方へ

新潟県の交通事故状況

平成29年の新潟県内の交通事故状況は、

• 交通事故発生件数：4,304件
• 交通事故負傷者数：5,130人
• 交通事故死者数：85人

となっています。

新潟県では、14年連続で「全死者の過半数を高齢者（65歳以上）が占める」という状況が続いています。高齢者の死亡事故は「16時～20時」かつ「歩行中」が最も多く、発生場所は「被害者の自宅近く」の道路で決して交通量が多い場所ではありません。

特に目立つものとしては、被害者が「横断歩道がない道路を横断中」に自動車とぶつかるといった事故です。この理由としては、日が落ちてから外出する際に「近所で慣れた道だから大丈夫」という思い込みに原因があるようです。

交通事故と聞くと「国道や交差点などで起こる大事故」を想像する方も多いのではないでしょうか。しかし、実際は「身近な場所」にこそ危険が潜んでいるということをしっかりと認識する必要があります。

交通事故件数の推移

新潟県で発生した交通事故件数を、数字をもとに見ていきましょう。
※数字は、人身事故件数（死者数）です。

【新潟県内の交通事故件数の推移】
平成20年：11,749件（124人）
平成21年：10,589件（113人）
平成22年：10,011件（126人）
平成23年：8,983件（133人）
平成24年：8,383件（107人）
平成25年：7,556件（107人）
平成26年：6,317件（103人）
平成27年：5,345件（97人）
平成28年：4,694件（107人）
平成29年：4,304件（85人）

新潟県の交通事故件数は、ここ10年で2分の1以下になっています。また、交通事故死者の数も少しずつですが減り続けており、平成29年には64年ぶりに90人を下回りました。新潟県警の取り組みや県民の交通安全の意識の高さがうかがえます。

冬季の交通事故にはご注意

新潟県内の交通事故は、冬季（10月～12月）に多く発生しています。国内屈指の豪雪地帯である新潟県。冬になれば、路面が凍結するため車やバイクはスリップしやすくなります。また、道路の脇には「除雪された雪壁」があるため道幅が狭くなり、通行が困難な道路も増えます。こうした理由から他の月よりも事故が多く発生しています。

さらに、県内には苗場スキー場やGALA湯沢スキー場といったスキー場が数多くあるため、他県からたくさんの観光客が車で訪れます。他県からやってくる観光客は、雪道に慣れていないため、事故を起こしやすくなるのです。冬の時期に交通事故発生件数が多くなるのは、こうしたことも原因とあげられます。

新潟県内で交通事故が多い「交差点」

「交差点および交差点付近」は、交通事故が起こりやすい場所と言われています。交差点は、歩行者、自転車、自動車などが多く行き交う場所であるため、事故の発生率が高くなるのです。国道や県道などの「交通量が多い交差点」であれば尚更です。

もちろん、新潟県も例外ではなく、多くの交通事故が「交差点および交差点付近」で発生しています。そこで、以下では「事故が多発した交差点」とその特徴についてまとめています（※データは平成28年のものです）。近くにお住いの方、あるいは通勤や通学で通るという方は注意してください。

上記の交差点は、すべて「新潟市内」にあります。交差点以外でも、新潟市内では交通事故が非常に多くなっているので、注意して走行する必要があるでしょう。

新潟市内の交通事故について

新潟県内で最も事故が多く発生している地域は、政令指定都市でもある新潟市です。以下の表では、新潟市内の地域別に事故の発生件数、死者、負傷者をまとめています。ご自身の地域ではどれくらい交通事故が発生しているのか参考にしてください。

【新潟市内の事故発生状況】

【新潟市内の年別推移】

交通事故を減らすための取り組み

高齢者の交通事故が多い新潟県。新潟県警察が中心になって高齢者の交通事故を減らすため、様々な取り組みがおこなわれています。

高齢者の交通事故を減らすための取り組み

歩行中の高齢者の事故を減らすため、歩行環境シミュレータ「わたりジョーズ君」を活用した安全教室を開催しています。「わたりジョーズ君」とは、三次元CGによって実際の交通環境を再現し、「実際の道路を横断しているような体験」ができる装置です。

これを使うことで、体験する人の身体運動や動作のタイミングを測定します。そうすることで、歩行能力と判断能力を確認することができるのです。

これ以外にも、「ドライバー向け」や「自転車向け」など様々交通安全教室を積極的に開催して、交通安全に取り組んでいます。

弁護士会の無料相談を活用する

新潟県で交通事故被害に遭い、示談交渉や損害賠償請求でお困りの方は、弁護士に無料相談をするべきです。しかし、「いきなり弁護士事務所に行くのはちょっと不安…」という方は少なくありません。そうした場合は、「新潟県弁護士会」を活用してみてください。

新潟県弁護士会について

「新潟県弁護士会」とは、新潟県に事務所を構える弁護士が加入する団体です。1893年に創立され、現在は新潟県新潟市中央区にあります。この弁護士会では、様々な法律相談の受け付けており、県民の暮らし向上に取り組んでいます。

新潟市中央区以外でも相談所を設けており、県内に11か所あります。

・新潟相談所
・村上相談所
・五泉相談所
・阿賀相談所（鹿瀬、三川、上川）
・三条相談所
・長岡相談所
・上越相談所
・佐渡相談所（両津、佐和田）

交通事故で弁護士に相談をしたいという方は、お近くの相談所に問い合わせるといいでしょう。ただし、相談所が込み合っている場合などは対応が遅くなってしまいます。そのため、急いで相談したいという方はご自分で弁護士を探すべきです。

新潟県での弁護士相談の口コミ・評判

交通事故弁護士SOSで紹介する弁護士はfacebookなどSNSで口コミ・評判が高い事故の専門家ばかりです。交通事故の問題を弁護士に相談して良かったという1つの例をご紹介します。

新潟県の交通事故多発地点は新潟市内に何箇所か集まっています。その1つが新潟市東区の平和町交差点です。国道113号線と県道4号線が交わり道幅が広く、見通しが良い交差点ですが、漫然運転などが原因で過去に多くの交通事故が起きています。

●Aさん　（新潟市在住　男性　55歳　自営業）
元々この平和町交差点はそこまで事故の多い交差点ではありませんでした。私も特に気にせず、その日もいつも通り自転車で歩道を渡っていました。すると、前から急いで左折してきた車が私に気づかず、そのまま衝突しました。私は飛ばされたような気がしますが、どのような動きをしたかは自分ではよく覚えていません。病院での診断では、脛腓骨の骨折でした。足のすねの骨とその隣の骨を折ったのです。治療をしましたが、関節の可動域は狭まったままになってしまいました。相手側が示談交渉で提示してきた金額よりも請求ができるのではないかと思い、弁護士に相談することにしました。結局後遺障害が残り、その慰謝料等で1,100万円を請求することができました。

大きなケガをした時に、相手の慰謝料にすぐに同意してしまうのではなく、提示された金額を疑うことも大事です。今回のAさんは疑ったことで、弁護士に相談ができ当初よりも500万円ほど増額することができました。ご本人も思い切って相談して良かったとおっしゃっています。

新潟県内で交通事故に強い弁護士をお探しの方へ

新潟県で発生している交通事故の特徴として、

• 交通事故被害者の約60％が高齢者（65歳以上）
• 他の時期と比べて10～12月の事故死者数が著しく多い
• 他県からの観光客が慣れない雪道で起こす事故が多発している

といったことがあげられます。

いくら自分が注意して運転していても、雪道でスリップした相手の車が突っ込んでくれば、避けることは困難です。実際、交通事故被害者になった方の多くが「まさか自分が交通事故に遭うなんて思ってもみなかった」とおっしゃっています。

もしも新潟県で交通事故被害に遭われた場合は、新潟県内の「交通事故に強い弁護士」に依頼するのが一番です。

弁護士に依頼することで、保険会社との示談交渉をすべて任せ治療に専念することができるでしょう。さらに、自分で示談するよりも慰謝料を増額することもできるのです。

弁護士の探し方がわからないという方には、当サイト「交通事故弁護士SOS」がぴったりです。新潟県で依頼できる交通事故に強い弁護士の一覧をご覧いただくことができます。無料相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。